はちみつは美容にいいって聞くけど、どう美容にいいのかあまり知らない人も多いんじゃないでしょうか?実は、はちみつにはたくさん栄養が含まれているのです!
今回は知らないなんてもったいない、はちみつの栄養価や3種の美容法を紹介します。この記事を読めば、はちみつの使い方が明日から変わるかも。
はちみつにはどんな栄養があるの?

はちみつに含まれる栄養
はちみつには栄養がたくさん含まれています。主な成分は果糖とブドウ糖ですが、栄養価も高い食べ物なのです。
【はちみつに含まれる栄養の一部】
ビタミン・・ビタミンCやビタミンB1など10種類
ミネラル・・鉄やカルシウム、亜鉛など27種類
アミノ酸・・アラニンやアスパラギン酸、グルタミン酸など22種類
これで含まれる栄養の一部なので、たくさん含んでいることが分かりますよね!体内に花粉が侵入するとアレルギー症状を引き起こすヒスタミンが放出されますが、ポリフェノールにはヒスタミン放出を和らげることが期待できるのです。つまり、はちみつは花粉症予防も期待できます。
はちみつには肝機能を高めるビタミンB2が含まれているので、二日酔いにも効果が期待できます。はちみつの効果は美容だけじゃないんですね。
砂糖と比較してもカロリーが低い
はちみつの良いところは、栄養をたくさん含んでいることだけじゃありません。白砂糖と比較して、カロリーが低いのも魅力の1つです。はちみつ100gあたりのカロリーはおよそ300キロカロリーですが、同じ量の上白糖は384キロカロリーあります。
はちみつに含まれる主な糖分は、果糖とブドウ糖。でも、みつばちが蜜をとる花の主な成分はショ糖といって、白砂糖と同じなんです。みつばちは酵素を使ってショ糖を分解し、果糖とブドウ糖にしています。
はちみつに期待できる美容の効果とは
はちみつは保湿力が高いです。化粧品に配合されたりはちみつがテーマの化粧品メーカーが作られたりするほどです。潤いを与えるので肌だけじゃなく、頭皮や髪もしっとりさせてくれます。はちみつは水分量が少ないので、保湿力があると言われているのです。
はちみつに含まれるポリフェノールには抗酸化作用があり、活性酸素を取り除くので年齢を重ねた肌悩みにおすすめです。また、ビフィズス菌を増やす効果が期待できるグルコン酸も含まれています。たくさん栄養があるので、その分期待できる効果も多いのですね。
はちみつはどれぐらい食べればいいの?
はちみつは摂り過ぎると、糖分の摂り過ぎになってしまいます。ですから、1日に大さじ2杯程度を目安に摂るようにしましょう。腸を整えるサポートをしてくれるので、はちみつは食事の前に摂るのがおすすめだと言われています。
はちみつを選ぶときの注意点

はちみつを選ぶときは、何を基準にしていますか?多くの人は、「なんとなく美味しいから」とか「なんとなく国産だから」とはちみつを選んでいるのではないでしょうか。
はちみつを選ぶときにまず注目して欲しいのが、加熱しているかそうではないかです。人工的に加熱作業を行うと、はちみつの栄養成分が壊れてしまうからですね。45度以上に熱されると、ビタミンや酵素などの効果が消えてしまいます。
そして、純粋はちみつとは水分量が20%程度で混ぜ物がないもの。つまり「非加熱の純粋はちみつ」が、栄養を効率よく摂取できるはちみつだと言えるのです。
はちみつを使った3種の美容法を紹介

1.簡単に作れるはちみつ化粧水
化粧水50mlに対して小さじ1杯ほどのはちみつを混ぜると、はちみつ化粧水が簡単にできちゃいます。保湿力が上がって、もっちりとした肌になりますよ。
2.潤いで包み込むはちみつパック
小さじ3分の1のはちみつを手のひらに取り、水を混ぜながらはちみつを顔に塗ってください。10分程度経過したら、ぬるま湯ではちみつを流しましょう。肌のくすみや毛穴の黒ずみで悩んでいる人におすすめです。
3.はちみつパックでぷるんとした唇に
はちみつとラップを用意します。はちみつを唇に塗って、その上からラップを貼ってください。10分程度したらラップを取り、唇に残ったはちみつをぬるま湯で洗い流します。糖分によって細菌が繁殖する可能性があるので、唇を怪我しているときは控えてください。
Love&makeでは、メイクやスキンケアに関する情報を更新しています。以下の記事では、乾燥肌の人におすすめの保湿方法を紹介しているので、合わせてご覧ください。
日常生活にはちみつを効率よく取り入れよう
はちみつの栄養や、選ぶときの注意点、美容法を紹介しました。はちみつって思っていたよりも栄養たっぷりの食べ物なんですね。美容だけに限らず健康のお手伝いもするので、ぜひ日常生活にはちみつを取り入れていきたいものです。摂り過ぎに気をつけて、上手にはちみつと付き合っていきましょう。