こんにちは、Love&Make編集部です。
イエローベースさんの中で、ブルーのアイメイクが楽しみたい!こんな女子も多いんじゃないでしょうか。
今回はメイクアップアーティストのMAKOさんをお招きして、イエベさんでも楽しめるブルーメイクを徹底解説していきたいと思います。
今回使用したアイテムはプチプラアイテムがものすごくたくさんで、誰でも気軽にマネできちゃいますよ。
イエベさんでも楽しめるブルーメイクのやり方、さっそく見ていきましょう♪
今回ブルーメイクに使用しているアイシャドウは、マジョリカマジョルカのシャドーカスタマイズ、ヒヤシンス(VI101)とトワイライト(VI482)です。
イエベ&赤みのある肌

今回のメイクモデルはnatsuさん。
肌色ははっきりとしたイエローベースで、頬には広めの赤みが見られます。普段メイクはあまりしないそうで肌状態は良好♪
本来ならばブルー系のカラーメイクは「似合わない」とされている肌タイプですね。
下地は2種類のカラーを使用!

まず下地は肌の赤みを消してくれるグリーンを赤みの強い頬に乗せていきます。
米粒大くらいのグリーンの下地を取って両頬に指で馴染ませていきます。赤みの強い部分だけにグリーンの下地を馴染ませたら、次にオレンジ系の下地を全体に薄く乗せていきます。
下地で少しだけブルベに寄せる
下地を塗った上に,、さらに下地を重ねていきます。どのアイテムもほんの少量ずつなので厚ぼったくなりません。
最後に塗った下地はセザンヌの皮脂テカり防止下地のライトブルー。
イエローベースさんが使わないカラーですが、素肌をあえて少しだけブルベに近づけてあげるとブルーメイクのなじみが良くなります。がっつりやりすぎないのがポイントです。
MAKO’sポイント
似合わないカラーを使うときは下地でブルベやイエベ寄りのカラーに寄せてあげるのがコツ♡
またブルー系で顔色が白浮きしてしまう場合は、ピンクやパープル系の下地を使うとなじみがよくなるのでおすすめです。
ファンデーションの色選びがポイント

ファンデーションを塗る部分はべったりと全体に塗るのではなく、左右のこめかみと鼻先を三角形で結んだゾーンのみ。
今回はみずみずしいリキッドファンデを使って、元々の素肌の綺麗さを活かしたメイクをしていきます。
画像を見ても分かるとおり、ファンデーションはごく薄め。頬に乗せるファンデーションは外側から内側へ指でポンポンと置いていくのがコツ♪
ファンデーションを置いていない部分は、スポンジについた少量のファンデーションで十分。フェイスラインや口周りなども軽くファンデを馴染ませていきます。

あとはスポンジで全体に馴染ませていきます。肌色がワントーンアップして、みずみずしい印象になっていますね。ただほんの少しだけ白浮きが気になるところ。
それもそのはず、使ったファンデーションのカラーはイエベさんには禁忌とも言われるピンクオークル。ブルベさん寄りのカラーなんですよね。
使用アイテムはインテグレートグレイシィのホワイトリキッドファンデーション ピンクオークル。

仕上げにチークブラシにパウダーファンデーションを含ませてサッと一塗り。
白浮き気味のベースに、オークルのパウダーファンデーションでベールをかけてあげると、お肌の色味が落ち着いてくれるんです。
眉メイクはナチュラルに
眉メイクはもともとの形を活かして、ムラのあるところをパウダーで埋めていきます。顔の形によって目尻と小鼻を結んだラインor目尻と口角を結んだライン、どちらかに眉尻を持ってくるようにしましょう。
髪色よりも眉マスカラを使ってワントーンアップさせるのが今っぽ眉に仕上げるコツですよ。
アイメイクのベースはゴールドで

眉が終わったらアイメイクのベースを作っていきます。
少しラメ感のあるシャンパンゴールドのアイシャドウを使って、目元をパッと明るくしていきましょう。

MAKO’sポイント
アイシャドウベースを塗るときは、まぶたの中央にアイシャドウを乗せて左右に塗り広げてあげるとより立体感が出ます♡
続いて下まぶたもアイシャドウを塗っていきましょう。
同じくシャンパンゴールドのアイシャドウを下まぶたの内側2/3へ塗っていきます。目頭が明るくなって目元に華やかさをプラス♪

ブルーのアイシャドウを使ったアイメイク♪

いよいよイエベさんがブルーのアイシャドウを使ってアイメイクをしていきます。
薄めのブルーを二重幅に塗ります。続いて下まぶたにも同じブルーのアイシャドウを、目の外側1/3に入れていきます。
ここで使用したのがマジョマジョのヒヤシンス。ラメ感強めのアイシャドウで目元を可愛く彩ります♪

目の下に入れるアイシャドウも、同じカラーを使います。
チップで発色良く乗せていきましょう。
濃いめのブルーをドロップ型に入れよう♪

ここで濃いブルーのアイシャドウの登場です。
マジョリカマジョルカのシャドーカスタマイズ トワイライト。
目のキワにがっつりと入れてしまうとどうしても目力が強くなりすぎたり、イエベさんには浮きやすくなってしまったりするので、目尻だけに入れるのが正解♪
またこのとき眉尻方向に向かってドロップ型にアイシャドウを塗ります。
目を開けたときにアイシャドウのカラーが隠れず、さらにブルーが悪目立ちしない、絶妙なバランスを保ってくれます。
目尻側をほんの少しだけ隙間を開けておくのもポイントです。
アイラインとまつ毛はバランスを見ながら
ブルーの色味はどうしても強くなりがちで、ここにアイラインもリキッドのブラックでばっちり引いてしまうとちょっと「やりすぎ感」が出てしまいます。
そのためブルーの印象を殺さないように、アイシャドウのブラウンカラーを流用していきます。
もちろんアイラインも太くしっかりではなく、目のキワにさりげなく入れるだけ。目のラインを少しだけ強調してあげます。
まつ毛も元々目元がぱっちりしているタイプのモデルさんなので、今回はつけまつ毛などは使いません。ビューラーで軽く上げてから上下のまつ毛にマスカラを塗っていきます。
この工程は特別なことはせず、基本通りの手順です。
リップメイクも青みピンクを指でポンポン塗り
ブルーのアイメイクを活かすためリップメイクも青み寄りのカラーを使って仕上げていきます。
こってりと口紅を塗らず、軽く色味を出していきたいのでまずは唇の色を軽く消してあげます。コンシーラーはリキッドファンデなどで塗るのも1つの手ですが、今回はカラーリップを使用。
その上から青みピンクのリップを指でぽんぽんと塗ります。
内側から外側へ軽くグラデーションを作ってあげるように馴染ませます。
イエベさんでも似合うほんのりブルーメイクの完成♪

今回チークはもともとの頬の赤みを活かして、軽くピンクベージュのチークを高いところに入れています。
ブルーメイクと聞くと「ブルーを全面にがっつり出す!」と気合いが入ってしまう人もいるんですよね。でもほんのりブルーを使ってみると、全体的にイエベさんでもしっかり馴染んでくれます。
イエベだから、とブルーを使わないのはもったいないですよ。
ぜひイエベさんがブルーメイクに挑戦するときに参考にしてみてください。
監修/メイク:メイクアップアーティスト MAKO
この記事に登場してくれたモデルさん
この撮影に参加してくれたのは日本人に多いイエローベースのモデルなつみさん。
趣味はアウトドアでキャンプや釣りが趣味というアクティブ系女子。