気合いを入れてメイクをしよう!と思っても、新しいシミを見つけてしまうとがっかりしませんか?できれば、シミの無いキレイな肌でいたいものです。
女性の敵とも言える「シミ」ですが、実は1つではなく4種類もあるって知っていましたか?
シミの種類や見分け方が分かれば、シミの原因が分かって対策が立てやすくなります。あなたのシミの原因をこちらの記事で確認してくださいね。
シミの種類や見分け方について

肌の老化でシミになる 老人性色素斑
頬骨など顔の高い位置にできやすいのが、老人性色素斑です。大きさはさまざまで、数ミリのものもあれば数十ミリのものもあります。できはじめは薄い茶色をしていますが、時間の経過と共に黒くなるのです。老人性色素斑ができる原因は、メラニンの蓄積。メラニンは、肌の老化や紫外線を浴びることで蓄積します。
紫外線を若い頃から蓄積させると、この老人性色素斑ができやすくなってしまいます。若いころから日焼け止めをしてしっかりケアをしていると、お肌に差がでてくるんですね。
思春期のそばかす 雀卵斑
小さな点が鼻や頬を中心に広がり、形が丸くないのが雀卵斑です。
直径は3ミリほどで、多くは薄い茶色をしています。遺伝の可能性が高く、思春期までの間にできる傾向です。紫外線を浴びて色が濃くなることもありますよ。
皆さんがよく知る「そばかす」というものがこちらになります。
肌の刺激が跡で残る! 炎症後色素沈着
黒や赤などさまざまな色でできるのが、炎症後色素沈着です。主に傷跡・ニキビ跡、虫刺されが残ったものですが、ムダ毛を抜いているとき毛穴周りにできるものもあります。
肌の刺激が原因となります。
ニキビ跡やかさぶたなどを「触っちゃダメ!」と言われるのはこのためですね。
ホルモンバランスの崩れでシミが出る!? 肝斑
左右対称に、頬骨あたりにできます。暗褐色や褐色をしてるものが多いです。主にホルモンバランスが崩れた影響や、紫外線による影響を受けてできます。そのほかの特徴としては、妊娠中や更年期の人、ピルを服用している人もできやすい傾向です。
生活リズムの乱れなどが影響している場合も。
シミのお手入れをするには?

シミ対策にはUV対策を怠らないこと
お話した通り、紫外線の影響でできるシミもあります。紫外線は1年中浴びるものなので、日焼け止めだけに頼らず日傘などを使ってUV対策をしてください。
夏に日焼け止めを塗っている人も多いと思いますが、日焼け止めを塗るタイミングを知っていますか?
出かける直前に日焼け止めを塗っても、その力を出し切れないことがあります。肌になじむまでに時間がかかるものなので、外出の30分前に塗っておきましょう。
以下の記事では、日焼け止めの成分や選び方について書いています。どの成分にどんな特徴があるのかまで書いていますので、合わせてご覧ください。
日焼け止めに書かれている数字や英文字の意味を知っていますか?実は、SPFには日焼け止めを塗ったと仮定したときの日焼けまでの時間の計算方法があります。こちらも合わせてご覧くださいね。
お肌は内側からキレイに♪生活習慣を見直そう
シミは身体の外側だけじゃなく、内側のケアも大事なんです。まずは肌のターンオーバーを促進するために、生活習慣を改善してください。ストレスが溜まっているのに放置していたり、睡眠が少なかったりしませんか?シミのケアをサポートする食材を摂り入れるのもおすすめですよ。
ターンオーバーを正常にする役割があるのはビタミンAです。乳製品や卵にも入っているので、手軽に摂りやすいですね。メラニンができるのを遅らせる役割を期待できるのは、ビタミンC。こちらはキャベツやリンゴ、緑茶などおなじみの食材に含まれています。
化粧品の成分に注目!普段使っている化粧品を見直そう
普段使っている化粧品を見直してください。医薬品とは異なる化粧品は、シミの改善に効果があるとは言えません。
けれども美白に関する成分が入っている化粧品を選ぶことで、肌悩みを整えてくれるので、生活習慣の改善と合わせて使ってみてはいかがでしょうか。成分としては、「m-トラネキサム酸」「4MSK」「アルブチン」などがありますよ。
できたシミを消す方法はあるの?
残念ながら、セルフケアでシミを綺麗にすることは難しいです。しかし適切に選んだ市販の医薬品を使えば、目立たなくすることはできます。
市販の医薬品を使う場合、美白有効成分が複数配合されたものや箱に医薬品と書かれているものを選ぶのがいいでしょう。
医薬品と書かれていないものは健康食品やサプリのようなカテゴリーなので、シミを改善できる効果が認められていませんから注意してください。また医薬部外品と書かれた商品は、できる前のシミを予防するものです。
シミの種類や見分け方を活用しよう
シミの種類や見分け方を紹介しました。シミのケアをしたいときは商品の表示名まで覚えれば、役に立ちますよ。またシミができる前からケアを怠らないことが予防に繋がるのです。
UV対策や生活習慣の改善など、外側と内側両方からアプローチしてくださいね。