いつもなんとなく行っている洗顔ですが、あなたは基本的な正しい洗顔のやり方をきちんと理解していますか?
色々な洗顔の方法があって、人それぞれに合った方法、合わない方法もありますが、ここでは基本的な洗顔料を使ったやり方を見ていきたいと思います。
肌トラブルに悩んでいる方は、洗顔の基本をチェックしてみてくださいね。
洗顔後に「ヒリヒリ」「赤み」は要注意

洗顔をした後に、ヒリヒリしたり、ちょっと痛みが出たりする方は洗顔の方法を見直してみましょう。
洗顔後に、ヒリヒリや痛みを感じるケースでは、肌を過剰に刺激してしまっている可能性が否定できません。さっぱりとした感触がありながら、みずみずしさを保った潤い肌の洗いあがりが理想です。
洗顔のNG行為はこすりすぎと洗いすぎ
洗顔をするときにやりがちなのが、洗顔料を手に取ってゴシゴシと顔をこすってしまうことです。
本来洗顔料は泡立てて使うのが基本で、こうすることで肌に過度な負担をかけず洗顔ができるんです。ただなんとなくこすった方が汚れが落ちる、肌がキレイになる、と思い込みや間違った認識があると、ついつい顔をゴシゴシとこすってしまうんですね。
また1日で3回4回以上とたくさんの回数洗顔を行っている方も、肌への刺激が強くなっている可能性もあります。汚れだけでなく、肌に必要な皮脂まで洗い流してしまっている行為でもありますので、皮脂の過剰分泌の原因になる場合もあるので注意が必要です。
洗顔料は泡立ててやるのが正解

多めの洗顔料を使って、しっかり泡立てて洗顔をするようにしましょう。
顔を手で摩擦させずに、泡で汚れをくっつけて浮かせるようなイメージで、泡で洗うのが洗顔の基本です。これならば手で顔をゴシゴシしなくても済みます。さらに洗いあがりもさっぱりしますよ。
洗顔料を泡立てるのにはやはり泡立てネットを使うのをおすすめしたいと思います。
きめの細かい弾力のある泡で、肌ストレスゼロの洗顔を目指しましょう。
洗顔の回数は朝と夜の2回
洗顔の回数についても、数が多すぎるとそれだけ刺激になってしまいます。
そのため洗顔は
- ・朝のメイク前
- ・夜のクレンジング後
この2回を基本にしましょう。
朝のメイク前は夜寝ている間に分泌された皮脂を綺麗に洗って、メイクのノリを良くする効果があります。
夜のクレンジングはお風呂のついでにやる方が多いと思いますが、そのクレンジングが多少なり肌に残っている状態です。そのクレンジングを綺麗にするために夜の洗顔を行います。
【基本】正しい洗顔のやり方

ここまでの洗顔のやり方などを踏まえて、正しい洗顔のやり方を見ていきたいと思います。
1.手を洗う
まず自分の手を洗うところから洗顔はスタートします。
実は手には目に見えない雑菌がたくさんいます。その手で顔を触るのはちょっと抵抗がありませんか?洗顔は清潔な手で行いましょう。
2.洗顔料を泡立てる

続いて洗顔料を泡立てていきます。しっかりとふわふわ、もこもこの泡になるようにしましょう。洗顔料はちょっと多めに使うと泡立てやすくなりますよ。
泡立てネットを使うことで、よりキメの細かい泡になりますのでぜひ用意してみてくださいね。
3.Tゾーンや小鼻周りに泡を乗せる
泡立てた洗顔料は、Tゾーンや小鼻の周りの皮脂の多い部分から洗うようにしましょう。
- Tゾーン、小鼻の周り
- ほほ
- フェイスライン
- 目元や口元
という順番で洗っていきます。皮膚の薄い唇や目元は最後にします。
4.泡で汚れを包み込むように洗う
洗い方は絶対に手で顔をゴシゴシこすらないのがポイントです。泡の弾力を肌で感じながら、汚れを泡にくっつけるようにイメージして洗いましょう。
5.泡をしっかり洗い流す
最後に泡をしっかりと洗い流して完成です。
洗顔料を流すのはぬるま湯がベストです。冷水では毛穴が引き締まってしまい汚れが十分に落ちない可能性がありますし、熱すぎるお湯では肌への刺激が強くなってしまいます。
洗顔の基本を守って美肌を作ろう♪

洗顔は毎日のことなので、美肌を作る上で正しいやり方は絶対に外せないポイントになるんです。
もしあなたが肌のヒリヒリや赤みなどがあるのならば、それは肌がSOSのサインを出しているのかもしれませんよ。
ぜひ基本の洗顔のやり方をもう一度確認してみてくださいね。