2020年6月11日、大人気バラエティの「人間観察バラエティ モニタリング」で、メイクアップアーティストのEita氏のアイメイクが話題を呼びましたね。
目の立体感を出すためのアイメイク「バナナ」という手法です。バナナというアイメイクはどんなやり方で、どんな効果があるのかおさらいしていきましょう。
目次
「バナナ」という名前の由来は不明
パリコレの現場で覚えた、というEita氏。しかし番組中では「なぜバナナと言う呼び方になったのかは分からない」と言っていましたね。
名前はともかくとしてアイシャドウの塗り方、バナナのやり方を解説します。
アイシャドウをアイホールの白目の上だけに入れる

アイシャドウを塗るところは、アイホール全体の白目の上だけ。黒目の上には塗りません。
そのためイラストのように目尻と目頭側だけにアイシャドウを塗って、中央には塗らない方法なんです。
アイメイクの「バナナ」放射線状にアイシャドウをON

目尻と目頭を支点として、放射線状にアイシャドウを塗っていきます。
このときはっきりとした境目は作らず、アイシャドウを引いた部分と、中央の部分がジグザグになっているのが分かりますね。
カラーは締め色を使っても大丈夫!
番組中ではかなり濃い目の締め色を使っていたバナナ。しかし仕上がりは自然で、短時間でアイメイクをしたとは思えないような完成度でした。
いきなり締め色を目元がしっかり塗るのは抵抗がある、という方は、中間色で様子を見ながらぜひトライしてみてくださいね。
実はたったこれだけで「バナナ」アイメイクの完成なんです。
アイホールの上にくっきりとした境目ができるのが気になるという方は、指で軽くぼかしてあげましょう。
言われてみれば「バナナの房」のようなアイシャドウ

目元のイラストをアップで見てみると、たしかにバナナの房のような仕上がりになっていますね。このために「バナナ」と呼ばれるようになったのかどうか真意は不明ですが……
中央にアイシャドウを入れないとまぶたの高いところがより立体的に
さて、このバナナというアイシャドウの塗り方ですが、中央にアイシャドウが入っていませんので、目元がより立体的に見えるようになるんです。
まぶたの中央を高く見せるためにハイライトを乗せるアイメイクの方法もあるんですが、それと同じ効果が期待できるんですね。それよりもコントラストがはっきりと出ますので、まぶたの高いところがより高く強調されるようになります。
彫り深アイに見える理由は、バナナのメイクによる立体感が強調される効果のおかげだったんです。
「バナナ」はどうやって塗る?
このバナナは、アイシャドウがある程度はっきりと出るアイテムで塗るとやりやすくなります。
そのためスティックタイプのアイシャドウや、パウダータイプのアイシャドウならチップを使って塗るのが、バナナを綺麗に仕上げるコツです。
彫り深で立体的なアイメイク「バナナ」をぜひお試しあれ

目に立体感を与えてくれるアイメイクの方法「バナナ」。簡単で彫り深が作れるアイメイクは、あなたの魅力をもっと引き上げてくれるでしょう。
手持ちのアイシャドウで簡単にできるアイメイク「バナナ」。ぜひお試しください。