いつまでも明るくいたいのに、乾燥してきてくすみがちになってきた。
このような悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか?
部分的な乾燥には、スキンケアのほかにも大事なことがあります。せっかくなら、いろいろな視点から目元の悩みにアプローチしたいですよね。今回は目元の乾燥について、原因と対策を紹介しています。
目元が乾燥する原因と対策は?

目元が乾燥する原因を見てみよう
目元だけが乾燥するのってなんだか不思議な感じもしますが、それにはちゃんと理由があるんです。
メイクによる負担がかかりやすい
目元はメイクの負担を受けやすい場所です。
バッチリアイメイクをしたときはしっかり落とす必要があるので、クレンジングの刺激が気がかり。落としにくいメイク用品を使っているのなら肌に密着しやすい分、負担がかかります。
涙で滲みやすいためウォータープルーフのアイラインを使っている方も多いですからね。どうしても目元への負担は大きくなりがちなんです。
皮膚が薄い
顔のほかの場所と比べて、皮脂腺が少なく皮膚が薄い目元はとても敏感な場所です。
オイリーな肌質の人でも乾燥しやすいのですから、乾燥肌の人はさらに乾燥します。保湿をせずに乾燥の状態を放置しておくと、ちりめんジワ発生のもとのなるのです。
保湿ケアが足りない
肌が水分を維持していく力は、加齢とともに減っていきます。
若い頃から続けているスキンケアでは、加齢とともに水分量が落ちていく肌の保湿は不十分になると言えます。
もともと乾燥しやすい場所なのに、しっかり潤っていた頃と同じスキンケアを続けていると乾燥するのは当たり前ですよね。目元に着目したスキンケアをプラスするなどして、不足しがちな潤いを補ってくださいね。
刺激を受けやすい
日常的な習慣が、実は目元に負担をかけているかもしれません。
洗顔でつい力を入れてしまったり、目をこするクセがついていたりする場合は注意が必要。
刺激が繰り返されると肌のバリア機能が傷つく原因となり、ますます乾燥しがちになります。
目元の乾燥を保湿するには?

どうしても乾燥してしまいやすい目元。
目元の乾燥を保湿するには一体どのような方法があるのでしょうか。目元への刺激を改善できる余地があれば、肌を整えることが可能なんですよ。
アイクリームでしっかり保湿する
目元は乾燥が激しいので、肌質に応じたケアが必要です。顔全体のスキンケアと同じものを使うのではなく、できるだけスポットに特化したスキンケアを選んでください。
ここでは、保湿で使って欲しいアイクリームの選び方を説明しますね。アイクリームの選び方では、以下が大事です。
- 1.保湿力の高さ
- 2.肌悩みに適しているか
- 3.肌の刺激になりにくいか
角質層に潤いを与える、保湿力の高いアイクリームを選ぶのがポイント。
保湿したいときにおすすめの成分としては、シア脂やスクワラン、ワセリンなどがあります。最近の保湿クリームは肌悩み別に販売されています。あなたの肌悩みに合ったスキンケアを選んで、肌にツヤを与えましょう。
全て同一のアイクリームで悩みをカバーできるわけではないんです。ちゃんと使い分けが大切ですよ。
茶クマ | 肌にツヤを与えるもの |
黒クマ | 肌のハリを促してくれる成分が入ったもの |
青クマ | 肌の柔軟性を保つ成分が入ったもの |
小じわ | レチノール、ナイアシンアミド、ニールワンなど肌にツヤを与える成分が入ったもの |
敏感な部分に塗るものだから、刺激になる成分が入っていないかどうかも確認してください。
アルコールのエタノールや、防腐剤のパラベン、香料などは人によって気をつける必要があります。また精油や植物エキスが合わない人もいるので、先にサンプルを使ってから購入するのがおすすめです。
外的刺激に気を配る
せっかくいいものを与えても、外からの刺激が強ければダメージも与えてしまいます。
肌、特に目元に触れるときはとにかく優しく触れることを意識してください。メイク落としなど、どうしても触れるときは力を一切入れずになでるぐらいがちょうどいいです。
メイクの落とし方を考える
メイク落としは肌に負担となりやすいです。メイクの濃度に適したクレンジングを使ったり、落とし方を考えたりすることで負担を和らげます。
気に入っているからとどんな濃さのメイクのときでも使っていたクレンジングが、実は洗浄力の高いものだった・・ということもあるのです。
水系のクレンジングは刺激が低く、油系のクレンジングになるにつれて刺激が強くなってくる傾向があります。普段のメイクに合わせて、クレンジングを選ぶようにしてくださいね。
さらりと落とせるメイクならば水クレンジングやクレンジングジェルなどを。
ウォータープルーフなどのしっかりメイクならクレンジングオイルを。
その中間ならばクレンジングミルクなどがおすすめです。
乾燥する目元には潤いを与えて
乾燥する目元には潤いを与えたり、普段の生活でこすったりしないことが大事です。特にメイク落としは帰宅後の疲れた中でしていることが多いので、落とし方にまで気を使うことを忘れる人もいることでしょう。保湿ケアだけに頼るんじゃなくて、日常生活での気配りが乾燥の対策に繋がるのです。