化粧をしようと鏡を見たときに、思っているよりも顔色が悪くて落ち込んだことはありませんか?
顔色が悪い原因は、肌がくすんでいるからかもしれません。そもそも肌がくすむってどんな状態のことでしょうか。
今回は、肌がくすむ原因やくすみの種類、対策を紹介しています。
肌のくすみの原因って何?

そもそもくすんだ肌とは
くすみ肌には乾燥によるものや血行不良によるものなどいろいろあり、原因によって見た目も変わりますから一概に「これがくすみ肌です」とは言えません。
くすみとは一般的には顔全体がツヤや透明感を失い、もともとの明るさよりも暗く見える状態のことをいいます。血色感が減少して健康に見えないこともありますよ。
肌がくすむ原因には何があるの?
肌が暗く見えてしまうくすみ。
これがあるだけで、朝のメイクが憂鬱な気分になってしまいますよね。肌くすみの原因にはいくつか種類がありますので、その原因をチェックしてみましょう。
メイクを落としきれないとくすみの原因に!クレンジング選びのコツ
メイクを落としきれないクレンジングを使うと、落としきれなかったメイク汚れが蓄積してくすみの原因になります。
メイクは密着度に比例して、クレンジングで落ちにくくなっていきます。そのため落ちにくいメイクほど強いクレンジングを使う必要があります。ただ強いクレンジングは肌への負担が大きいため、使うのを敬遠している人もいるかもしれません。
しかしクレンジングしてもメイクが肌に残ってしまうことで、それが肌のくすみの原因となってしまうのでは本末転倒。メイクの濃さや肌質に合うクレンジングを選んで、メイクを綺麗に落としてくださいね。
こちらの記事にクレンジングの性状とクレンジング力の強さについて記載されています。ぜひ参考にしてみてください。
ターンオーバーが遅れている
表皮の外側を包む角層は肌の奥で作っている新しい角層と入れ替わりますが、このことをターンオーバーとよびます。
角層が厚くなるとくすみの原因になりますが、これはターンオーバーが遅れて肌表面に古い角層が残っている状態です。ターンオーバーは複数の原因によって遅れることがあります。生活習慣の乱れや睡眠不足なども原因の1つですよ。
肌が乾燥している
乾燥によって必要の無い角質が肌表面に蓄積すると、肌の透明感が無くなってしまいます。洗顔をしすぎたり保湿が不足していたりすると、くすみやすくなりますよ。
肌のくすみにも種類がある

血行不良
血行不良では血管が青く見えてしまうので、顔色が悪い印象になってしまいます。冷え性の方は、血行不良でのくすみに注意してください。また日常的に顔がむくみやすい人や疲れやすい人は、血行不良の可能性が高いです。
乾燥
肌表面を刻んでいる、細かい凹凸のことを肌のキメと言います。肌が乾燥するとキメが乱れるので、顔色が悪く見えるのです。肌を触るとカサカサしていたり粉を吹いていたりすると、乾燥の可能性が高くなります。
乾燥しやすいのは冬だけではなく、花粉の季節や季節の変わり目も要注意。
糖化
肌の糖化もくすみの原因になります。肌の糖化は、糖質とタンパク質が結び付くことで起こるのです。肌の糖化はくすみ以外に、老化の原因としても注目されています。糖質を摂り過ぎていたり食生活が偏っていたりすると、糖化が起こりやすいです。
肌のくすみを対策することはできる?

肌のくすみは洗顔がポイント
「お肌が気になる」と言ってやってしまいがちなのが、洗顔のやりすぎです。
必要なお肌の油分やセラミド、ヒアルロン酸など必要なものまで取り去ってしまうからです。
肌の汚れだけを落とすように適切な洗顔方法を心がけてください。適切な洗顔方法は、ぬるま湯を使って包み込むように優しく洗顔します。肌表面に洗い残しのないように、洗い流しはしっかりと行いましょう。
洗顔が終了したら、素早く保湿ケアをします。基本的には①化粧水②美容液③乳液④クリームの順番ですが、メーカーによって乳液を先に使うものがありますので、メーカーの指示に従ってくださいね。
肌のくすみが起こる原因は
肌がくすむ原因には、乾燥やターンオーバーなど内部が原因のものと、クレンジング選びを間違っているなど外部が原因のものがありましたね。洗顔のしすぎを避けたり保湿をしっかりしたりすることが、肌のくすみ対策になるのです。
肌のくすみ対策をして、明るく毎日を過ごしませんか?