あなたは骨盤トレーニングをしたことはありますか?
骨盤トレーニングと聞くと、なかなかイメージがしにくいと思いますが、骨盤は筋肉や腱などで成り立っています。筋肉なので、トレーニングをすれば同じように鍛えられる箇所なんですよね。
ここでは、骨盤トレーニングとして骨盤底筋を鍛えるトレーニングをご紹介していきます。
骨盤底筋ってどこにあるの?

骨盤底筋は、骨盤の下にある筋肉やじん帯から成り立っています。
たくさんの筋肉やじん帯から成り立っているので、骨盤底筋群と呼ばれることもあります。
骨盤底筋は、恥骨から尾骨にかけて繋がるような形で、生殖器や内臓の負担を身体から軽減させる役割があります。
他にも腹圧を安定させる、排尿や排せつ、出産などの生理機能のコントロールといった役割を担っています。
骨盤底筋が衰えるとどうなるの?
骨盤底筋が衰えることで、様々な身体の不調を起こします。
その中の代表といわれるものに、腹圧性尿失禁があります。
これは、くしゃみや笑った時など、お腹に力が入ったときに膀胱を圧迫し、尿が漏れてしまう。
という症状です。
多くは年配の方に見られる症状ですが、若年層の方でも産後や運動不足などで骨盤底筋が衰えてしまう場合もあります。
骨盤底筋のトレーニング方法は?
骨盤底筋の重要性が分かったところで、じゃあどうやったらトレーニングできるの?
という悩みが湧き出てきますよね。
そこで、骨盤底筋を簡単に鍛えるトレーニング方法をご紹介します。
- 仰向けに寝て、足は肩幅に開きます。
- 息を吸いながら10秒ほど肛門にぎゅっと力を入れます。
- ゆっくりと力を抜いて30秒ほどリラックスします。
- この動作を10回繰り返していきます。
- 次に、先ほどの動きよりも、より早い動きで肛門に力をいれます。
- 先ほどよりも早く力を抜きます。
- この動作を10回繰り返します。
- 1~7の動作を5セット繰り返します。
このトレーニングは毎日コツコツ続けることが大切です。
自分の時間が作れるタイミングでトレーニングを行ってみて下さいね。
骨盤トレーニングのメリットって?骨盤底筋を鍛えて起こる変化まとめ

今回は骨盤トレーニングについてご紹介しました。
骨盤底筋は日常生活を行ううえで大切な役割を持っています。
しかし、普段意識することが少ない部分なだけに、トレーニング方法に迷うかたも多いと思います。
そんな方はこの記事を参考に、骨盤トレーニングを行ってみて下さいね。