夏のメイクと言えば涼し気でキュートなブルーメイクではないでしょうか。
でも「ブルーメイク」って日本人に多いと言われているイエベさんにはちょっとハードルが高いような気がして、敬遠している女子も多いかも?
せっかくだからこの夏、オトナかわいいブルーメイクに挑戦してみてください!
ブルーの色味を選べば、ブルーメイクが得意なブルベさんはもちろん、イエベさんだっておしゃれでキュートな夏のブルーメイクが楽しめちゃいますよ。
目次
夏のブルーメイクはベースが命!

まずはスキンケアは通常どおり行った後に、ベースメイクです。
夏のブルーメイクはベースメイクが命!ここでブルベさんはいつものファンデーションで全く問題ありませんが、問題になるのはイエベさん。
イエベさんの黄みがかったお肌は、ブルーとの相性が悪い、と言われていますよね。
そこでブルーのアイシャドウがすっきりとなじむように、下地の上に塗るファンデーションのカラーを工夫してみましょう。
イエベさんにとっては禁止カラーとも言える「ピンクオークル」をチョイス。これをブラシで薄くサッと1塗りするだけで、肌の色味を微調整してくれます。
モデルさんは元々イエベ春タイプの肌カラー。インテグレートグレイシィのピンクオークルで軽く補正しています。
目立つ茶クマはオレンジのコンシーラーで補正

色が沈んだように見えるクマ。
クマがあるだけで顔色が悪く見えてしまい、不健康な印象になってしまいます。モデルさんの場合は目の下にやや頑固な茶クマが見られます。そこをファンデーションの上からスティックタイプのコンシーラー(オレンジ色)を使っています。
こってりとしたテクスチャなので、しっかりとしたカバー力が特徴で、コンシーラーを塗ったあとには指で叩いてなじませるのがコツ♪
この後、全体的になじませるためにフェイスパウダーをブラシで薄く塗ってベースメイクは完成です。
ここで使っているのがディオールのフィックスイットカラー、アプリコット。
現在は生産しておらず入手困難なコスメです。
代わりにおすすめしたいのがKANEBOのコンシーラーコンパクト#01。このオレンジカラーの発色がクマ隠しにはグッド♪またヨレにくさにも定評がありますよ。
ハイライト&シェーディングで顔にメリハリを
ハイライトとシェーディングで顔にメリハリをつけていきます。
目鼻立ちがはっきりしているモデルさんなので、やや控えめに♪
ハイライトは
- おでこ
- 目尻の下側から外にかけて
- 鼻筋に細く
シェーディングは
- 目頭
- フェイスライン
にそれぞれ入れていきます。
アイブロウは眉尻をペンシル整えてムラはパウダーで埋める
続いてアイブロウ(眉メイク)ですね。
眉の形を整えるとき、左右しっかり対称にするのってなかなか難しいものです。片方はアーチ、片方はストレートになっていますので、アイブロウペンシルでまずは眉尻を整えていきます。高さや角度に注意してくださいね。
続いて眉の形をペンシルで軽く整えたら、眉のムラをパウダーで埋めていきます。パウダーを使うときは眉の外側に色を付けてから内側へ少しずつ伸ばしてあげるイメージで行いましょう。これで眉頭へかけて少しずつグラデーションを作っていくことができます。
ブルーアイメイクは肌色に合わせた色選びが大切♪

いよいよブルーメイクの主役、アイメイクです。
- ゴールドのラメ感のあるカラーをアイホール全体に入れる
- 目尻の下(外側1/3)にプラム系の濃い目のカラーを入れる
- アイホールを斜めに分割して外側にはパープルを入れる
- さらに外側にグラデーションを作るようにブルーを重ねる
- ブラシで全体的になじませる
- アイホールの高い部分に軽くハイライトを乗せる


これでアイシャドウの完成。
アイラインはブラックでキリッと引き締め効果を狙います。ただあくまでこってりとラインを出すのではなく、ナチュラル感を出すために細く、ナチュラルにアイラインを入れます。
使用アイシャドウは、KATEのトーンディメンショナルパレットのEX-2。使いやすいカラーがパレットになっているので、捨て色もありません。肌色にすっとなじむシアーな使い心地はリピ確実です♪
まつ毛はナチュラル&やさしさをプラス!ノンビューラーでボリュームアップ

まつ毛は元々目のぱっちりしたお顔立ちを生かして、ノンビューラーでナチュラルさやさしさをプラスしてあげます。
あくまで強くメイクで主張させるのではなく、ブルーメイクを普段着の使いやすいメイクに落とし込むのがこのメイクの目的。
まつ毛のボリュームや長さを生かすためにビューラーで上げず、ボリュームマスカラで目元を強調させていきます。これで「がんばりました!」感のないこなれ系ブルーメイクの目元が完成です。
チークはノーチークでくどくない印象に♪

目元の印象がやや強めのブルーメイクは、カラーを足しすぎてしまうのは要注意。メイクはやはり全体のバランスがものすごく大切になります。
目元を見せたいので、チームはあえてノーチークで。もしチークを入れるにしてもピンク系のカラーで軽く入れる程度にとどめておくのがポイントです。
リップはナチュラルに指でポンポン塗り
リップカラーも青みのあるピンクカラーを使います。しかし直接塗ってしまうと、色味が出ず曖昧な色に。元々の血色を生かす方法もありますが、ここはブルーメイクに合わせるために青み系ピンクのリップの色を出していきましょう。
その方法はリップのカラーをあらかじめコンシーラーで消して、その上からリップを塗る方法です。輪郭をしっかり取らずラフに指でポンポンと叩くようにしましょう。カジュアルな雰囲気に近づきますので普段使いにおすすめです。
夏のメイクは普段着の使いやすいブルーメイクで決まり!

今回アイシャドウはブルーの中でもやや温かみのあるプラムやパープル系を使用しています。これはモデルさんのパーソナルカラーがイエベだからで、ブルベさんならばもっと青みに寄せたカラーも使いこなしやすいはずです。
涼し気でおしゃれな目元を演出できるブルーメイク。
ぜひこの夏、普段着でも使いやすいブルーメイクに挑戦してみてくださいね♪
今回の記事で登場してくれたモデルさん
モデルやタレントとしてマルチに活躍する安田りいさん。
YouTube、ファッションショー、MVなどへの出演多数。