「ファンデーションを塗ると、いつも厚塗りになってしまう・・・」
「素肌感のあるナチュラルなベースメイクを作りたい。」
こんな悩みがある人は多いんじゃないでしょうか?
素肌を活かすファンデーションの塗り方には、いくつかポイントがあります。そのポイントを理解して、いつもとは違うベースメイクを作りませんか?
今回は、素肌を活かすファンデーションの塗り方を解説していきます。
目次
素肌を活かすファンデーションの塗り方のポイント

ファンデを全体的にまんべんなく塗らない方法
ファンデーションを塗るときに、よく「おでこ・鼻・あご・頬2か所の5か所に置きましょう。」と言われますよね。でも、素肌を活かしたいとき5点にしっかりファンデーションを置くのはNGなんです。
ムラなく全体的に塗るのにはいい方法なんですが、今回のポイントは「素肌感」。まずは、ファンデーションの厚塗りを辞めるところから意識してくださいね。
全体的にムラなく塗り伸ばすことを辞めたら、つぎに意識したいのが肌の場所によってファンデーションの量を変えることです。
目の下の三角形ゾーンには、ファンデーションを厚く塗ります。でも、唇からこめかみにかけてのフェイスラインに近いゾーンには、薄く塗るんです。そして最後、フェイスラインには何も塗らないことによって素肌感が活かせますよ。
ちょうど、ファンデーション1つを使って顔の上でグラデーションを作るイメージですね。塗る場所によって厚さを変える、少し上級のテクニックです。ファンデーションの厚みを場所によって変えるなんて、思い浮かばない人も多いですよね。
ファンデーションの色を工夫する方法

ファンデーションのカラーを工夫すると、さらにワンランクアップした素肌感を演出できるようになります。色選びも大切なポイントです。
色選びをしっかりと
メイクをしながら素肌感を出すために、ファンデーションの色の選択を間違えてはいけません。たとえば、自分の肌は色が黒いと思い込み、試さずに暗めの色を選ぶのはNG。試し塗りをすることによって、思っていたよりも明るいファンデーションが合う例もあるのです。
ファンデーションを1色しか使わない場合でも、フェイスラインにファンデーションをのせて色の確認をしてくださいね。
以下の記事では、ファンデーションの色選びのポイントを紹介しています。色選びは、最初はなかなか難しいもの。コツをおさえてからでないと、イメージと異なるファンデーションを選んでしまうかも・・。記事を読んで、ピッタリ合う色を選んでください。
ファンデーション2色使いのテクニック
ファンデーションを2色使うテクニックもあります。明るい色と暗い色のファンデーション2色を使ってベースメイクを作るのです。
頬の内側には、明るい色のファンデーションを塗ります。そして、頬の外側に暗い色のファンデーションを塗ってください。ファンデーションに2色の色を使うことで、シェーディングが使いこなせなくても立体感が出ます。
人間の視覚は暗いところに奥行を、明るいところが前に出ているように錯覚するんです。そのため顔の中央を明るめ、フェイスラインを暗めにしておくと小顔効果も期待できちゃうんです。
また、ファンデーションの量をフェイスラインは極力少なくすれば、素肌感を演出するのも可能なんですよ。
下地だけでベースメイクを完結する方法

下地はピンク系で、柔らかい手触りのものを使ってください。素肌を活かしながら、ツヤも出すためです。顔の中心から外側に向かって下地を伸ばしますが、さっきと同じようにフェイスラインは薄目を意識してくださいね。
クマや口角、小鼻の横などくすみの気になる場所にはコンシーラーを使います。コンシーラーは、優しく叩き込むように塗りましょう。普段ファンデーションでカバーする部分に、コンシーラーを使うわけです。
きめ細かいルースパウダーを仕上げに使います。きめの細かいルースパウダーを重ねれば、毛穴を目立たなくしてくれるのです。
ファンデーションを塗って素肌感を作り出そう
ファンデーションの塗り方を工夫したり、使わないようにしたりするだけで素肌感は作れるのです。その塗り方も、手順さえ覚えればそんなに難しくないものでしたよね。
いつも厚塗りのベースメイクになってしまう人は、ちょっと塗り方を変えてみるのはいかがでしょうか?理想のメイクを作るのは案外簡単かもしれませんよ。