髪のスタイリングに欠かせないヘアアイロン、実は正しく使わないと髪がいたんでしまいます。
髪がいたむとパサつきがでゴワゴワしてしまい、見た目の清潔感がなくなってしまいます。
正しいヘアアイロンの使い方を覚えて、きれいな艶髪をゲットしましょう。
正しいヘアアイロンの使い方

ヘアアイロンには、大まかに4つの工程があります。
この工程をおろそかにすると、癖が伸びきらなかったり、髪か痛んでしまったりするので、注意が必要です。
まずは、ヘアアイロンを行う前にする下準備を紹介ます。
ブラッシング
髪が絡まっていると、ヘアアイロンをしたときに絡まっている部分に余計な熱が伝わり、髪が傷んでしまいます。
そのため、ヘアアイロンを行う前にブラッシングをして、髪の絡まりを解いておきましょう。
絡まりのない髪は、均一に熱が伝わるため仕上がりもきれいになります。
熱から髪を保護してくれるスタイリング剤をつけることも大切です。
ブロッキング
髪の長さや厚みにあわせて、4~10ブロックにブロッキングしましょう。
ブロッキングを行うと、髪の根元からしっかりと熱を伝えられるので、仕上がりがきれいになります。
ヘアアイロンをする
ブロッキングした髪にヘアアイロンをかけていきます。
根元から数cm離れた場所から、髪をヘアアイロンで引っ張るように滑らせます。
このとき、同じ場所にヘアアイロンを当てておくと髪が傷んでしまうので、同一箇所には10秒以上当てないようにしましょう。
熱を冷ます
ヘアアイロンをかけた髪をしっかり冷まします。
この一手間をかけることで、ストレートが長時間キープできます。
髪が冷め切ったらスタイリング剤をつけ、髪を整えましょう。
ヘアアイロンの温度をチェック

最近販売されているヘアアイロンは、細かな温度調節機能がついています。
高温はより髪をまっすぐに、低温は髪を傷めずにストレートにできます。
しかし高温のヘアアイロンは、髪ダメージの原因です。
髪が太い人や、癖が強い人はヘアアイロンの温度を180度に、髪が細い人や傷んでいる人は150度を目安に設定しておくといいでしょう。
ヘアアイロンで髪が痛む理由

ヘアアイロンで髪が傷む理由は2つあります。
熱や摩擦を与えることで、キューティクルが剥がれ、乾燥してしまうこと。
それと、髪が熱変成によってダメージを受けることです。
熱変成が発生する温度は髪の状態によって異なります。
髪が濡れている状態だと60度から、乾いている状態だと130度から熱変成が起こるといわれています。
高温のヘアアイロンを使用するときは、しっかりと髪を乾かしてから行いましょう。
正しく使ってツヤ髪をゲット
ヘアアイロンは間違った使い方をすると深刻な髪ダメージに繋がります。
設定温度に注意して、10秒以上ヘアアイロンを同じ場所にとどめない要注意してください。
しっかりとブラッシングやブロッキングをしてからヘアアイロンをすると、きれいな仕上がりになります。
正しいヘアアイロンの使い方を覚えて、美しい艶のある髪をゲットしましょう。