メイクをする際に欠かせないメイクブラシですが、お手入れをしないでいるとお肌などにデメリットが多いことはご存じでしょうか?
「汚れているように見えない」「濃いメイクはしていないから大丈夫」なんて思っていても、実はコスメの油分や皮脂汚れなどが付着し、雑菌が繁殖しやすい状態になっていることもあるので注意が必要です。
もししっかりとスキンケアをしているのに化粧ノリが悪い、ニキビや肌荒れが良くならないといったことが続くのであれば、メイクブラシが原因かもしれません。
そこで今回はメイクブラシの種類・洗い方を解説していきます!
目次
メイクブラシとは?どんな種類がある?
メイクブラシとは、コスメに附属されたパフやチップの代わりに使用されるブラシのこと。メイクのノリがよく、ムラにもなりにくいと人気の高いコスメツールです。
メイクブラシは人工毛と天然毛の2種類あります。続いてはそれぞれの特徴についてお話します。
メイクブラシの種類①人工毛
人工毛はあまりよくなさそう、チクチクしそうなどマイナスなイメージがあるかもしれませんが、最近はハイブランドのメイクブラシでも人工毛が使われています。
素材はポリエチレンテレフタレートやナイロン、ポリエステルなどが主流です。
手入れがしやすく、丈夫で長持ちしやすいメリットがある一方で、品質によっては粉含みが悪く、発色しにくいというデメリットがあります。
メイクブラシの種類②天然毛
ヤギや馬、リス、イタチなどの動物の毛を使った天然毛には油分が含まれ、キューティクルも存在しています。
そのため粉含みがよく、発色もよいという特徴があります。一方で天然毛のメイクブラシは人工毛よりも傷みやすく、品質にもバラつきが見られることも。
また動物アレルギーがある場合は注意が必要です。
メイクブラシの正しい洗い方
続いてはメイクブラシの洗い方です。人工毛には中性洗剤を、天然毛には固形石鹸を使った洗い方をご紹介します。
人工毛メイクブラシの洗い方
①200(ぬるま湯):1(中性洗剤)の割合で溶かす
②メイクブラシを振り洗う
③洗浄液が汚れたら新しい液に交換し、汚れが出なくなるまで繰り返す
④筆先を手で軽く絞り、乾いたタオルで水分を拭き取る
⑤ブラシの形状を整える
天然毛メイクブラシの洗い方
①ぬるま湯を毛の根元まで濡らす
②石鹸を軽くつけて優しく揉みこむ
③新しいぬるま湯で洗い流す
④汚れが出なくなるまで繰り返す
⑤筆先を手で絞り、乾いたタオルで水分を拭き取る
⑥ブラシの形状を整える
メイクブラシの洗い方のポイント
メイクブラシを洗う際は、以下のポイントに注意しましょう。
洗い方のポイント①洗いすぎには注意
メイクブラシを清潔に保ちたいからといって力を入れすぎて洗う、毎日のように洗浄すると、ブラシの毛を傷める要因となります。
きれいするつもりがブラシを傷め、肌にもダメージを与えることになっては意味がありませんので、洗いすぎには注意しましょう。
洗い方のポイント②毛質によって洗剤を変える
メイクブラシは前述の洗浄方法以外に、エタノールやクレンジングオイルで洗浄する方法もあります。しかしどちらも強い洗浄力があるため、天然毛には不向きとされています。
天然毛には専用クリーナーが出ていることが多いため、それらの使用がおすすめです。
洗い方のポイント③乾かし方にも注意する
洗い終わったメイクブラシを乾かす際は、毛先を下向きにし、風通しの良い場所で陰干ししましょう。
横向きに乾かす場合は毛先を浮かせるようにします。
正しい洗い方でメイクブラシを清潔・長持ちさせよう
メイクブラシのお手入れを怠ると、化粧ノリの悪さや肌トラブルの原因にもなります。
お肌と同じようにメイクブラシも綺麗にし、毎日のメイクを楽しみましょう!