ストレス社会といわれる現代。仕事や学校などで、不安を抱えている人も多いのではないでしょうか?
パニック発作は10人に1人の割合で起きるといわれるほど、珍しいことではありません。また予期不安や広場恐怖症に悩まされる人の割合は3人に1人で、パニック障害といわれます。
パニック障害の治療は主に服薬治療や行動認知療法ですが、アロマセラピーもパニック発作の治療として有効といわれています。
そこで今回は、自律神経を整えて不安を緩和するおすすめのアロマオイルをご紹介します。
目次
アロマオイルは本当に効果があるのか
アロマオイルはアロマストーンやアロマポットに入れて匂いを嗅いだりお風呂に入れたり、マッサージオイルとして使う方法があります。また海外では、医療行為として認められている国もあるほど高い効果が期待されているのです。
アロマオイルの一番の特徴である香りを嗅ぐことで、芳香成分が鼻から脳に直接刺激して、自律神経に働きかけることができます。
効果が得られるアロマオイルの選び方とは

アロマオイルといえど、精油やエッセンシャルオイル、フレグランスオイルなどさまざまな物が売られています。
自律神経を整える効果のあるアロマオイルを選ぶにはどこに注意したらよいでしょうか。
精油やエッセンシャルオイルの違いは?
精油はエッセンシャルオイルともいわれています。これは植物の草や花、果皮などから抽出した天然100%の香り成分からできているオイルのこと。
香りの効果を得たい場合はこちらを選ぶようにしましょう。
エッセンシャルオイルとは、精油にアルコールや人工的に作られた香料を加えたものです。こちらは香りを楽しむものとして使用しましょう。
精油(エッセンシャルオイル)の正しい選び方
①精油やエッセンシャルオイルと表記のあるもの
②茶色や青の遮光ビンに入っているもの
③原料植物の抽出部位や抽出方法、原産地などの表記があるもの
これらを確認して購入しましょう。
また、あまりにも安価な物や百円均一などで売られているものは人工の合成香料で作られているものが多いので注意しましょう。
なお、アロマオイルの原液を肌に付けることは厳禁です。肌に付けたいときは原液の濃度が1%以下になるようにして、ベースオイルと混ぜて使用してくださいね。
自律神経を整えるおすすめのアロマオイル

オススメのアロマオイル①|気分が落ち込んでいるとき
- ラベンダー
- シダーウッド
- ジャスミン
- オレンジスイート
オススメのアロマオイル②|リラックスしたいとき
- ラベンダー
- ローマンカモミール
- ベチバー
- ベルガモット
- サンダルウッド
緊張しているときやソワソワする、予期不安があるときにおすすめです。
オススメのアロマオイル③|眠れないとき
- ラベンダー
- ベルガモット
- フランキンセンス
- イランイラン
お気に入りのアロマオイルで落ち着いた日々を
アロマオイルには、多くの種類があります。その日の気分によって好きな香りも違ってきます。お気に入りのアロマオイルを数本持っておくとよいでしょう。
また癒し効果以外にも、PMSを和らげるものや花粉症予防に効果が期待できるものもあります。
ぜひ、自分に合うアロマオイルを探してみてくださいね。