乾燥肌や混合肌、脂性肌。人の肌質には種類があるとのはご存知の通り。でも実際のところ自分の肌質って何なんだろう?と迷っている方も多いはず。
わざわざお店で調べるのではなく、セルフチェックできる方法があったら知りたいと思いませんか?
今回は、肌質診断のセルフチェック方法や、肌質ごとの対策の解説をしていきたいと思います。
自分の肌質診断をセルフチェックする方法とは

自分の肌質というのはちゃんとしたところで、きちんと調べてもらわないと、脂性肌だと思っていたのに、乾燥と油分の分泌が多い肌が混じる混合肌だった・・・なんてこともあります。
でもわざわざそこまでして調べるまでもない、と考えている方も多いはず。なので肌質を自分でセルフチェックができるポイントを紹介していきます。
皮脂の分泌量を確認しよう
肌質を語る上で外せないのが「皮脂の分泌量」。
あなたはテカテカタイプ? カサカサタイプ? それとも・・・?
混合肌の人の特徴
Tゾーンは油分が多いのに、それ以外の場所は乾燥が気になる場合は混合肌です。
混合肌には、混合乾性肌と混合脂性肌の2種類があります。混合肌については知っていても、2種類あることを知らなかった人は多いんじゃないでしょうか。
2種類の区別は少し難しいです。以下の基準を参考にしてください。
- ●混合乾性肌・・毛穴が目立つ。テカりが気になるのはTゾーンだけ。手の乾燥や小じわに悩まされることが多い。
- ●混合脂性肌・・テカりや毛穴詰まり、ニキビが発生しやすい肌質。Tゾーンだけではなく、頬の三角ゾーンと呼ばれる箇所も油分が多い。
混合肌の人の対策
化粧品は、現在気になっている肌悩みに合わせて選びがちです。けれども、混合肌の人は頬の油分量を基準にして選ぶのがおすすめ。頬の油分量を基準にして、必要なものとそうでないものを足し引きしていけばいいのです。
乾燥肌の人は、油分の多いTゾーンと乾燥しやすい頬に悩むことが多いと思います。
こんなとき、基礎化粧品は頬に合わせたものを使います。Tゾーンだけ頬に合わせて選んだ基礎化粧品のつける量を調節し、その分ほかのケアを充実させる方法もあるのです。
乾燥肌の人の特徴
乾燥肌は、名前の通り季節を問わず乾燥しやすい肌質です。
きめ細やかで、毛穴が小さく肌触りがさらさらなので、人からは肌が綺麗だと見られやすいんじゃないでしょうか。しかし、本人は肌の乾燥にとても悩んでいるんです。シミやシワが発生しやすく、肌だけじゃなく手荒れも起きやすいのが特徴です。
乾燥肌の人の対策
洗浄力の強いクレンジングオイルや固形石鹸を避けて、油分を補うのがおすすめ。
シミや小じわが発生しやすい肌質なので、アイクリームを早くから使うのがいいですよ。アイクリームを使い始める時期は「さすがに、まだ早いでしょう。」と考えがちな20代前半から。
シミや小じわが人よりも発生しやすい肌質だと自覚して、早めのケアをしてください。
脂性肌の人の特徴
皮脂分泌の影響が、顔だけではなく首にも及ぶことがある肌質が脂性肌。
シミやシワができにくく乾燥しにくいですが、キメは粗く毛穴が目立ちやすい特徴があります。毛穴詰まりや化粧崩れに悩みやすいです。大きなニキビができることもあります。
脂性肌の人の対策

毛穴の詰まりを防ぐために、角質ケアをスキンケアに取り入れるのがおすすめです。若い間は、オイルフリーの化粧品が向いています。肌を整えるノンコメドジェニックの化粧品を選ぶのもいいですよ。
ノンコメドジェニック化粧品を選ぶ注意点
パッケージの記載が「ノンコメドジェニック処方」だけの場合、メーカーがテストをしていない商品の可能性があります。また、「薬用ニキビケア」や「ニキビができにくい処方」は、ノンコメドジェニックではないこともあるのです。
スキンケアを購入してみて「欲しいのはこれじゃなかった・・。」と後悔しないためにも、正しい選び方を押さえておく必要があります。
「ノンコメドジェニック」の化粧品を選ぶときは、「ノンコメジェニックテスト済み」と記載がありなおかつ、具体的に実施したテスト内容を公表している商品を選ぶのが安心と言えます。また、テスト済みであってもあなたの肌に必ず合うとは限りません。使っていて合わないと感じたら、すぐに使用を中止して医師に相談してください。
肌質診断をセルフチェックしてみよう
自分の肌について深く知れば、肌質が見えてきます。それは、今後肌に合ったスキンケアをすることへ繋がり、肌の調子を整えるための材料になるんですね。
自分の肌をよく知れば、新しい知識も増えてスキンケア選びも楽しくなるでしょう。