メイクというと一昔前はバッチリと描くのが主流というイメージがありましたが、最近は「引き算メイク」が流行っていることをご存じでしょうか?
今回は、引き算メイクとは何か、引き算メイクで重要となるベースのポイント、アイメイクなど各パーツのメイクのポイントなどをご紹介します。
目次
引き算メイクの定義とは?

まずは、引き算メイクとはどういうものか、そして引き算メイクにどういった効果があるのかを見ていきましょう。
引き算メイクとは
引き算メイクとはその名の通り「引き算」を取り入れたメイクです。
といってもわかりにくいかもしれませんが、全てのパーツをバッチリフルメイクで仕上げるのではなく、強調したいパーツを1つ決めてその他のパーツをナチュラルにしたり、全体的にナチュラルな感じを意識して仕上げたりすることをいいます。
引き算メイクの効果
引き算メイクをすることで、自分が強調したいパーツが際立つ顔に仕上がります。また、全体的に濃いメイクよりも大人っぽい、都会的な印象も与えることができるでしょう。
透明感のある顔、すっぴんのような顔に仕上げたい場合、「バッチリメイクを頑張ってるわけではありません」という仕上がりにしたい場合などには、ぜひ引き算メイクをしてみてください。
引き算メイクで重要なのはベース!ベースのポイントは

引き算メイクはパーツごとのメイクにもポイントがありますが、最も重要となるのはベースです。
ベースメイクが重要な理由
ベースは毛穴やシミ、クマなどを隠してキレイな肌に仕上げるためにどうしても力を入れがちですが、ベースメイクをバッチリしすぎるとそれだけで引き算メイクは成立しなくなります。
ベースから引き算をして、今までやっていたメイクの6割程度に抑えることで、「素肌のような印象を与える美しい肌」を演出できます。
ベースメイクのポイント
ベースメイクは重ねすぎないことがポイントの1つです。下地やファンデーション、コンシーラーなどいろいろなものを重ねてアラを隠したくなるところですが、それをしてしまうと濃いメイクになってしまいます。
ベースメイクを抑えるためには、まずクレンジングやスキンケア用品を使って肌を整えましょう。その後、BBクリームやCCクリームを頬の高いところや小鼻、目の下などを中心に塗ります。
使用するクリームが少量で済むよう、日頃のスキンケアはもちろん、メイク前のケアもしっかりと行いましょう。
ベースメイクにおすすめのアイテム
ベースメイク用のアイテムは多くありますが、おすすめはBBクリーム、CCクリームです。BB、CCクリームは1つでさまざまな役割を担ってくれるので、いろいろなものを重ね漬けする必要がありません。
美容成分の多いものを使えば、メイクをしていてもお肌への負担も少なく済みます。おすすめはONLY MINERALS(オンリーミネラル)のミネラルエッセンスBBクリームです。肌への密着感がよいのに、石鹸で簡単に落ちるという優れもの。
引き算メイクを始めるのにベースメイクに悩んでいる方は、ぜひチェックしてみてください。
その他の引き算メイクのポイント

ベースをナチュラルかつ美しく仕上げたら、各パーツのメイクにもこだわりたいところです。強調したいパーツ以外のメイクは、どのように完成させていけばよいのでしょうか。
引き算メイクのアイメイクのポイント
アイメイクはラメや色、アイラインなどでバッチリと強調したいところですが、とにかく強調しすぎないことが大切です。普段アイメイクを濃いめにする人は「全然物足りない」と思うかもしれませんが、引き算メイクで大切なのはナチュラルな雰囲気ですので、そこを意識しましょう。
アイメイクはアイシャドウ、アイライン、マスカラの3つに分かれますが、アイシャドウはベージュ系やブラウン系でラメが細かいものにすると、自然に仕上がります。アイラインは入れなくてもよいですが、入れたい場合は線を細くすること、上下を囲みすぎないことに注意します。
マスカラもバサバサのまつ毛に仕上げるのではなく、「まつ毛の長さを少し足す」ようなイメージで、毛先に軽く塗るようにすると、自然な仕上がりになるでしょう。
引き算メイクのチークのポイント
チークはあくまでも自然な血色を出すことを意識し、塗りすぎには注意しましょう。範囲が広い、色が濃いチークは、せっかくナチュラルに仕上げたベースメイクを台無しにしてしまいます。
チークを塗るのは、笑ったときに高くなる部分です。濃いピンクは可愛いですが、引き算メイクには合わないのでベージュやサーモンピンクといった肌になじみやすい色を選択するとミスが少ないでしょう。
チークに力を入れない場合、あえてチークを塗らないという選択もあります。ほほの色がもともとピンクの人は、チークは使わなくてもよいかもしれません。
引き算メイクのリップのポイント
最後にリップですが、リップの色を選ぶときにはチークとのバランスを考えるとうまくいきます。チークを入れる場合にはリップを控えめにし、反対にチークを入れない場合にはリップを少し濃い色にしてもよいです。
控えめなリップにする場合は色のないグロスだけでもよいです。口元にツヤ感があるだけで、うるおいや透明感を演出できます。
濃いリップにするときには好きな色を選んでもよいですし、流行りの色を持ってきても垢ぬけた感じに仕上がるでしょう。
引き算メイクでナチュラルビューティーを目指そう
引き算メイクは強調したいパーツを引き立たせたり、全体的にナチュラルな雰囲気に仕上げたりできる万能なメイク方法です。
メイクの仕方に悩んでいる人は、ぜひナチュラルビューティーを目指して引き算メイクを極めましょう。また、さまざまなメイクを楽しんでいるという人も、ぜひ引き算メイクを日々のメイクの選択肢に加えてみてくださいね。